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本のおかわりもう一冊 (桜庭一樹読書日記)
本のおかわりもう一冊 (桜庭一樹読書日記)桜庭 一樹

東京創元社 2012-09-27
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相変わらず小説を書き、読書にふけり、個性的な編集者にクラクラな毎日を送るサクラバカズキ。しかし3・11を越え、被災犬との暮らしが始まり……。好評読書魔作家日記第5弾!


 本を読んで、書いて、の日記。
しかし思いもかけない大震災があり…そこの文章が好きだ。
書くことは祈りであると。
言葉と文章について考えた。
もっと増やしたい。
言葉と文章において豊満な人でありたい。
知らない本が世界には溢れてる。

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烈しい生と美しい死を
烈しい生と美しい死を瀬戸内 寂聴

新潮社 2012-06-29
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「長く生きるということは、愛する人に死に遅れるということなんですよ」 その昔、女の離婚は罪の匂いがした──。平塚らいてう、田村俊子、岡本かの子、伊藤野枝、管野須賀子……「青鞜」の時代、百年前の女性たちは因習と闘い、命を燃焼し尽くすように烈しく恋と革命に生き、潔く美しい死を選び取った。九十歳を迎えた著者が、自らの波瀾万丈の人生と重ねて渾身の筆で描き出す百年の女性讃歌。


 野枝と大杉の娘である魔子さんについてもう少し書いてあるのかと思って読んだけどそれはそうでもなかった。
とにかく全編を通じていかに瀬戸内さんが野枝が好きなのか伝わってくる。
「フリーラブ」って言葉を信じたのは大杉だけなのか、 それとも彼ですらその言葉にすがっていたのか。
呪縛ということを考える。
たぶん、大杉も好きなんだろうなあ。

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たった一人の生還―「たか号」漂流二十七日間の闘い (新潮文庫)
たった一人の生還―「たか号」漂流二十七日間の闘い (新潮文庫)佐野 三治

新潮社 1995-06
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それは一瞬の出来事だった。巨大な崩れ波、「たか号」の転覆、そして艇長の死。残された6名は救命ボートに乗り移り、あてどない漂流が始まる。こうして栄えある国際外洋ヨットレースは一転、直面する死との凄絶な闘いが幕を開けた…。極限状況の27日間を必死に生きぬき、ただ一人生きて還った者として、あの海に今も眠る仲間たちのために、すべてを書き綴った海と死と生命の記録。


 再読。
助けられた時の会見を見て、そして退院時の会見もリアルタイムで見ていた。
なんという理性のある、そして冷静な人なんだろうと思っていた。
人間の勁さと弱さ。
生還したものの義務という重さ。

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聖なる黒夜〈上〉 (角川文庫)
聖なる黒夜〈上〉 (角川文庫)柴田 よしき

角川書店 2006-10
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聖なる黒夜〈下〉 (角川文庫)
聖なる黒夜〈下〉 (角川文庫)柴田 よしき

角川書店 2006-10
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悪魔のように悪賢く、美しい男妾あがりのヤクザ…それが、十年振りに麻生の前に現れた山内の姿だった。十年前の気弱なインテリ青年はどこに消えたのか。この十年の間に何が起こったのだ?新宿を牛耳る大暴力団の幹部・韮崎誠一惨殺事件を捜査する麻生は、次第に過去に追い詰められ、因縁の波に翻弄されて暗い闇へとおちていく…。愛と宿命に操られた者たちの果てしなく長い夜。人間の原罪を問うて、深い感動を呼ぶ傑作。


 先日からの読書の流れでこれを再読。
改めて読むと細部を忘れていることに気がつく。
これだけ濃い話なのに登場人物以外まーったく 覚えていないことに驚く。
事件のことも覚えてないし、その過去の因縁も覚えてないんだよ(笑)。
あのころのわたしの記憶はどうなってるんだ(笑)。
及川の名前が「純」って似合わない。
最初に読んだ時も練のキャラクターが強烈過ぎてそこだけはずっと覚えていた。
白蓮の香りの男…。

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私立探偵・麻生龍太郎
私立探偵・麻生龍太郎柴田 よしき .

角川グループパブリッシング 2009-02-28
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「わたしの宝石を担して貰いたいの」刑事を辞め私立探偵として独立した麻生龍太郎に、奇妙な依頼が舞い込んだ。東京地検の元検事で弁護士を営む早坂絹子とは旧知の仲だったが、叔母から譲り受けた指輪が盗まれたという。唯一の手がかりである叔母のかつての婚約者を訪ねた麻生は、やがて予想外の事実に突き当たり…(「CARRY ON」より)。麻生龍太郎と山内練の宿命―「RIKO」シリーズへと連なる魂を揺さぶる連作ミステリ。

 
 わりと順調に「所轄刑事」から「私立探偵」を読めました。
しかしほんわかしてた所轄時代から時代は殺伐、まではいかないも若干暗くなってきてる。
やめてもまだ気持ちは警察官であったころのままで そんな麻生の奥底にはいつも練がいる。
恋人、ではないけれど離れられない、いつまでも心にいる練。
「聖なる黒夜」を読んでないとここまで練に拘る理由がわからないだろうなあ。

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所轄刑事・麻生龍太郎 (新潮文庫)
所轄刑事・麻生龍太郎 (新潮文庫)柴田 よしき

新潮社 2009-07-28
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麻生龍太郎は、二十五歳の新米刑事。下町を管轄する高橋署の刑事課強行犯係に配属され、ささいな傷害や器物損壊事件にも、犯人の心に深い闇が潜み、傷つき泣く人がいることを知ってゆく。そして次々に起きる事件は、恵まれた警官人生を歩みながら、人には明かせぬ秘密を抱えて生きる麻生自身をも変えていった―。のちに辣腕刑事となる男の「それ以前」を描いたミステリー連作短編集。


 順番にきちんと読んでいるわけではないし、だいぶ前に「聖なる黒夜」読んだきりなので
麻生さんってこんな人だったっけ?と思いつつ読んだ。
いやてっきり山内くんが…と思ってたので。
ってことはあれなのか?とかいろいろと語りたいけど ネタバレっていうか他の作品を語ってしまうのだからやめます。
話自体はほんわかしてる所轄時代の青い麻生で 下町事件帳っていう面持ちがかわいい。

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ある少女にまつわる殺人の告白
ある少女にまつわる殺人の告白佐藤 青南

宝島社 2011-05-06
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「今日的テーマを扱いつつ、難易度の高いテクニックを駆使し、着地の鮮やかさも一級品である」と『このミステリーがすごい!』大賞選考委員・茶木則雄が絶賛した2011年『このミス』大賞優秀賞受賞作です! 長崎県南児童相談所の元所長らが語る、ある少女をめぐる忌まわしい事件。10年前にいったい何が起きたのか。元所長、医師、教師、祖母……様々な証言が当時の状況を明らかにしていく。大ベストセラーとなった『告白』形式の語りに、大きな謎が加えられたミステリー。関係者を訪ねてまわる男の正体が明らかになるとき、哀しくも恐ろしいラストが待ち受ける!


 一人一人の語りで次々と明らかになっていく虐待の連鎖、いまわしさ。
現場サイドの葛藤がうまくストーリーに埋め込まれていて読みやすい。 前に読んだ著者の作品も語りがキーだったがそれよりも さらにうまくなってると思った。


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