スポンサーサイト

  • 2019.01.01 Tuesday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 0
    • -
    • -
    • -

    今年印象に残った本

    • 2018.12.31 Monday
    • 19:51

    JUGEMテーマ:読書




     実際にあった事件をもとに書かれた小説。小説としてなしえるためにある程度の戯画化はあるだろうけど
    凄まじいまでのリアリティを感じさせる。読んでいるあいだ、ずっと苦しくて読み進めても「絶対」に清々しくなることはないとわかっているのに読ませる力。それは姫野さんの怒りだったと思う。
    怒りが伝わってきた。


     杉村シリーズ。
    このシリーズ、とても静かに始まったのに終盤にかけての絶望感やもやもや感の激しさといったら。
    杉村vs困った女たちというものの最初の収録作から人の尊厳を踏みにじる人間たちが跳梁跋扈するという凄まじさ。たまたままえの「彼女は頭が悪いから」があったためにこれはあれだ!とわかったのにそうならないでほしいと祈るような気持ちで読み続けた。
    でも宮部みゆきは容赦なく、人を叩き落とす。

     小説ではなく、ノンフィクションから。
    おそらく大抵の人が報道を覚えているであろう事件。
    被害者の当時は離れて暮らしていた(離婚のため)父と加害者側の情報で描かれる事件。
    家にいることができなくなった子がどうしていくか。
    家庭の役割とはなにかなど考える部分が多く辛い事件だった。

     であったときは女子高生。その二人の書簡体小説。
    今読むと懐かしい感じすらする書簡体。いまだとメール、ラインの短いやり取りになるであろうことが
    言葉を尽くして文章で綴られる。
    日常も非日常も。
    であったことが運命の二人だった。離れても離れていられない心。
    手紙でだけ語られることで言葉や文章の持つ力をダイレクトに感じる小説だった。

     原民喜を意識したのは山田風太郎の「人間臨終図鑑」。原爆を書いた人であり、極度の人見知りで原稿編集者に対しても一人で相対することができないくらいという部分が印象的だった。
    その後梯久美子の「愛の顛末」で夫婦としてのあり方を知り、また死にむかうときにそばにいた人のことを知って
    まとめて一生を読んでみたいと思っていた。
    勁さと弱さと誠実さが感じられる本。
    晩年そばにいた遠藤周作、一人の女性との友情が清々しい。

     前作「デフ・ヴォイス」ですっかりお気に入りになってしまった手話通訳士のシリーズ。
    これもまたミステリーとしての謎とテーマ性がしっかりと結びついて声高に主張されるのではなく
    静かに流れている聴覚障害者への温かい目線と生活することが染み通ってくる。
    大好きな一冊。
    続きを読む >>

    札幌読書会 今年の本4

    • 2018.12.18 Tuesday
    • 17:09
    誰かが嘘をついている

     非常に評判のいい一冊。読もうと思ってる。

    ぼぎわんが、来る

     日本ホラー大賞受賞作。
     映画化。
    サイレント・スクリーム

    漁師の肉は腐らない

    春にして君を離れ

    崩壊家族

    熊と踊れ


    JUGEMテーマ:読書



    JUGEMテーマ:読書


    札幌読書会 今年の本3

    • 2018.12.18 Tuesday
    • 17:05
    零號琴

    読んでないんだけどSFでは今年ナンバーワンとの評価が多い。
    ブラックハンド

    心朗らかなれ、誰もみな

    徳川おてんば姫

    日本語が亡びるとき

    シグマフォース

    シリーズ物、これが一冊目らしい…?
    彼女が家に帰るまで

     これは一度読書会でも課題本にしたもの。
     わたしも好きな一冊。ピエロギ。
    白墨人形

     キング激賞!帯の一冊。
    生きていく理由

    ケッヘル

     どうやら文庫は上下とも絶版のようでアマゾンでは中古しかありません。

    札幌読書会 今年の本2

    • 2018.12.18 Tuesday
    • 17:04
    ダ・フォース

    地獄の犬たち

    コオリオニ
    下に。一応(笑)自粛

    原民喜 死と愛と孤独の肖像

     この原民喜のお写真は幅広帯です。版が変わると普通の赤い岩波新書になるのでこの帯付きを手に入れたい方は
    お早めに!
    泥流地帯

    のほほん二人暮らし

    スウィングしなけりゃ意味がない

    双生児


    湖畔荘


    朝比奈うさぎの謎解き錬愛術

    札幌読書会、今年の本

    • 2018.12.17 Monday
    • 13:16

    JUGEMテーマ:読書



    毎年最後の読書会ではそれぞれの今年の本を紹介します。
    自転車泥棒

    薔薇の名前



    彼女は頭が悪いから

    蒼き山嶺

    探偵は教室にいない

     札幌が舞台の鮎川賞受賞作。
    テーラー伊三郎

    誰がために鐘を鳴らす

    御宿かわせみ 傑作選

     最近出た傑作選。
    初期作品から新しいものまでミステリに特化した作品を集めています。
    恋歌

    直木賞受賞作。
    夫・車谷長吉

    折りたたみ北京

    続きを読む >>

    スリジエセンター1991

    • 2018.02.13 Tuesday
    • 22:03
    スリジエセンター1991
    スリジエセンター1991海堂 尊 講談社 2012-10-25売り上げランキング : 14865Amazonで詳しく見る by G-Tools

    JUGEMテーマ:読書



    手術を受けたいなら全財産の半分を差し出せと放言する天才外科医・天城は、東城大学医学部でのスリジエ・ハートセンター設立資金捻出のため、ウエスギ・モーターズ会長の公開手術を目論む。だが、佐伯教授の急進的な病院改革を危惧する者たちが抵抗勢力として動き始めた。桜宮に永遠に咲き続ける「さくら」を植えるという天城と世良の夢の行く末は。

     
     ほぼ前作「ブレイズメス1990」の続き。天城は突っ走る。世良はおろおろする。
    しかし前作とは違い佐伯と黒崎、そして高階の三人がそれぞれその前にそれぞれの思惑で立ちはだかる。
    高階と藤原婦長(この時代はまだ看護婦)の印象がバチスタシリーズとはすっかり変わってしまった。
    もちろん拝金主義はよろしくないがそれを止めるために
    患者の命を危険に晒すようなことはどうだろう。
    違う方法があったのではないかと思う。
    世良に対しどんどんと心をひらいていく天城。
    この描写と桜宮シリーズを読んでいれば天城がどうなったかわかる。
    どのようにしてそのラストを描くのか。
    切ないラストだった。
    続きを読む >>

    ブレイズメス1990

    • 2018.02.11 Sunday
    • 16:25

    JUGEMテーマ:読書



    ブレイズメス1990
    ブレイズメス1990海堂 尊 講談社 2010-07-16売り上げランキング : 214054Amazonで詳しく見る by G-Tools

    大学病院にまた革命児が!
    外科研修医世良の任務はモナコから天才外科医天城を連れ帰ること。東城大病院は大荒れとなり日本初の公開手術の結果は!?

    会議室がふたたび喧しくなる。患者に賭けをさせるなんて、とか、財産の半分を取り上げるなんて許せない、という抗議が口々になされる中、天城は平然と話を続けた。「目的は、患者からカネをむしりとることにはありません。ルーレットに勝つかどうかで、患者の天運を量るのです。私は患者の財産の半分を頂戴するが、それはすべて天に預けてある。私個人は治療費を一切受け取らず、グラン・カジノで基金として運用しているんです」


     前作「ブラックペアン1988」から2年後。
    医局員として世良は外部にでてそしてまた大学病院に戻ったところから話は始まる。
    連れ帰るこの天城先生が…うん、かっこいいんだろうけど
    お話の仕方が
    ルー大柴かイヤミか?ってしゃべりかたで。
    どうしてもずっこける。
    今回のテーマは医療費問題なんだろうな。
    しかし天城先生はブラックジャックを連想させる。

    PR

    calendar

    S M T W T F S
         12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    2425262728  
    << February 2019 >>

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    recent trackback

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM