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    熟成する物語たち

    • 2012.07.03 Tuesday
    • 18:10
    JUGEMテーマ:読書


    熟成する物語たち
    熟成する物語たち鴻巣 友季子

    新潮社 2012-04-27
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    一度読んだ本は、読者の中で時間をかけて育ち続ける。カーヴの奥でゆっくり熟成していくワインのように。さまざまな品種が混在するぶどう畑を見て、漢字とかなが入り混じる日本語を思い起こし、世界中で翻訳される村上春樹やカズオ・イシグロの文体に、グローバル化時代のワインの味を思う。古今東西の文学がワインの味わいに光をあて、ワインの秘密が文学の謎を解き明かす。人気翻訳家による、ユニークでスリリングなエッセイ集。


     もうちょっとワインに詳しければ…っていうのが残念。 けれど翻訳に対する考え方などとても興味深く。

    林芙美子の昭和

    • 2012.05.10 Thursday
    • 21:30
    JUGEMテーマ:読書

    林芙美子の昭和
    林芙美子の昭和川本 三郎

    新書館 2003-01
    売り上げランキング : 460427


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    戦時中の林芙美子については戦争協力者と否定的に語られることが多いが、作品をよく読むとそんな単純なことではないことがわかってくる。作家論にとどまらず、昭和の精神史を考える一冊。


      林芙美子の作品と時代とを絡めて描く評伝であり、都市論。
    戦争との距離や空気をきちんと描いている。
    著者の林を見る目が温かい。
    女性から見るとまた違うような気がするが。

    無菌病棟より愛をこめて

    • 2012.04.27 Friday
    • 21:14
    JUGEMテーマ:読書


    無菌病棟より愛をこめて
    無菌病棟より愛をこめて加納 朋子

    文藝春秋 2012-03
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    2010年6月、私は急性白血病だと告知された。愛してくれる人たちがいるから、なるべく死なないように頑張ろう。たくさんの愛と勇気、あたたかな涙と笑いに満ちた壮絶な闘病記。


     「ななつのこ」でデビューした加納さん。
    病気に望む姿勢に頭が下がる思い。
    情報を武器にポジティブに、そして家族の愛を支えに戦う。
    ただただこれからも加納さんの作品を読めることを望む。

    かなたの子

    • 2012.04.24 Tuesday
    • 20:44
    JUGEMテーマ:読書

    かなたの子
    かなたの子角田 光代 文藝春秋 2011-12売り上げランキング : 28965Amazonで詳しく見る by G-Tools


    生れるより先に死んでしまった子に名前などつけてはいけない。過去からの声があなたを異界へといざなう八つの物語。


     土着の、日本の匂いを感じる作品集。 雨戸を閉めて外からじめっとした空気が伝わってくる。 もちろん、道はアスファルトではなくて土。
     最初の「同窓会」はストーリー的にはありがちなんだけど非常にひたひたと伝わってくる取り込まれた感じがたまらなくこわい。
    子どもを持つ、ということがテーマのように感じられる。死んでしまった子に名前とか。

    ひそやかな花園

    • 2012.03.07 Wednesday
    • 23:23
    JUGEMテーマ:読書

    ひそやかな花園
    ひそやかな花園角田 光代

    毎日新聞社 2010-07-24
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    幼い頃、毎年サマーキャンプで一緒に過ごしていた7人。
    輝く夏の思い出は誰にとっても大切な記憶だった。
    しかし、いつしか彼らは疑問を抱くようになる。
    「あの集まりはいったい何だったのか?」
    別々の人生を歩んでいた彼らに、突如突きつけられた衝撃の事実。
    大人たちの〈秘密〉を知った彼らは、自分という森を彷徨い始める――。

     
     一読、なんてうまくなったんだろう!と。
    ともすれば題材のエキセントリックさにひきずられ、ストーリーを追うためだけの
    小説になりがちな内容なのに
    これだけ人物をかき分け、描いてない部分の深さもきちんと感じられるようになっている。
    痛い人間、出来過ぎた人間、うまくかけていて そしてもちろん、出来過ぎている人もそうではなくて という部分もあり。
    人間としての見据えていくものを考えさせられた。

    心という不思議

    • 2012.03.03 Saturday
    • 10:21
    JUGEMテーマ:読書

    心という不思議―何をやっても癒されない (角川文庫)
    心という不思議―何をやっても癒されない (角川文庫)春日 武彦

    角川書店 2006-01
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    ヒーリング、ストレス対策…わき上がる不安感を改善しようと様々な「癒し」を求めても、ますますいじけた気持ちに沈んでしまう人は多い。そういう人は、充足感や達成感をもってその代用にするしかない…。正常と異常の揺らぎの狭間で浮き上がる人間の心の有り様を、精神科医としての豊富な臨床経験に基づく視点で見つめる著者が綴る、不思議な開放感にあふれたエッセイ。生きづらさに悩む人必読の書。


     なぜか途中まで読んでほうっておいた一冊だった。
    嗅覚の話し、顔面考(このエッセイが後に一冊にまとめるほど考えるきっかけになったのか)、そしてストレスについてなど。

    抱影

    • 2012.03.02 Friday
    • 10:16
    JUGEMテーマ:読書

    抱影 (100周年書き下ろし)
    抱影 (100周年書き下ろし)北方 謙三

    講談社 2010-10-01
    売り上げランキング : 47571


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    情念が迸る。男と女の純愛ハードボイルド!横浜のバーのオーナーで画家の私には時折会うだけの女性がいる。響子。彼女が死の病に冒されたことを知った私は、最期の作品を彼女の躰に刻みつけようと考えた。


     とっても評判がよかったので久しぶりに北方さんのハードボイルドを読みました。
    時代物はいくつか読んだんだけどかつてのブームのとき以来だと思う、現代モノは。

     で…ごめんなさい、やっぱりわたしには合わなかった。
    すごくストーリーもいいと思うんだけどどうしても「私」をかっこいいと思えない。
    他の女性に対する扱いが酷いと思う。
    具体的にあげられるけど下品なので控えますがあれは最低だと思います。
    男と女で感じ方が違うんだろうけど。
    ああいった行為を容認する小説世界はわたしに合わない。

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